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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

2022年6-7月 日本語教師のためのセミナー情報

2022年6月、7月に行われるセミナー情報をお届けします。最近のセミナーもまだオンラインがほとんどですが、少しずつ対面で行われる形式も戻ってきたようです。会場が近いかたは久しぶりに足を向けてみるのもいいかもしれません。

▼凡人社ハイブリッド日本語サロン講座 テストで本当に日本語力を測定できているのか!ー理解力テストを再点検ー

日頃、私たちは様々なテストを作成しています。が、テスト自体の精度を点検・検証していますか。テストは測定しようとする知識や能力が目的通りに測定され、テスト結果から得られる情報は有意味であることが理想的です。

本講座では、読解力テストを中心にテスト開発にかかわる一連の手続きに必要となる技能的知識「テストリテラシー」を再確認し、信頼性や妥当性の高い「魅力あるテスト問題」作成に必要な力量の向上をめざします。

※5/14 に開催したオンライン日本語サロン講座とは別の内容になります。

 

主催:凡人社

日時:6月25日(土)16:00~18:00(オープン15:40)

講師:伊東祐郎先生(国際教養大学専門職大学院/日本語教育実践領域代表)

定員: オンライン:80名(要予約、先着順、定員になり次第締め切ります)

    博多バスターミナル:15名(要予約、先着順、定員になり次第締め切ります)

対象: 主に日本語教師、日本語教育ボランティア、大学生・大学院生、大学教員など

形式:オンライン(Zoom Meetingを使用)※前日(6/24)17時までに招待URLを送ります。

会場:博多バスターミナル第13ホール(博多区博多駅中央街2-1博多バスターミナル9階)

参加費: オンライン、会場参加とも2,000円(税込)※お申し込み後に参加費のクレジット(VISAorMASTER)決済URLを送ります。

詳細・申込方法:凡人社 

▼凡人社オンライン日本語サロン研修会 学習者の主体的学習を目指して―『初級からのよみもの25』を使って―

まとまった文章を推測しながら読むことは日本語学習者にとって必要なことではないでしょうか。本書は日本語初級後半からJLPTN3相当の読解教材です。

外国人留学生から外国人児童・生徒まで、読み物として紹介文、意見文、エッセイ、詩などいろいろな文章に触れることができます。〇×式と記述式の練習問題、四択式の復習問題に加え、復習テスト、履歴書や入学願書などの付録、QRコード(本文音声と折り紙・風呂敷の動画)があります。

『初級からのよみもの25』を中心に学習者の主体的学習を目指して、皆さまと考えたいと思います。

 

主催:凡人社

日時: 7月9日(土)10:30~12:00(オープン10:10)

講師: 久野かおる先生、三宅祐司先生、波村慎太郎先生(東京福祉大学名古屋キャンパス)

定員: 250名(先着順、定員になり次第締め切ります)

対象: 主に大学教員、大学院生、日本語教師、日本語教育ボランティア、など

形式:オンライン(Zoom Meetingを使用)※前日(7/8)17時までに招待URLを送ります。

参加費: 無料※要予約

詳細・申込方法:凡人社 

▼『まるごと』オンライン講座(全6回)日本語教育の新しい枠組み~教師のマインドセットと現場での活かし方~

学習者の多様化が進み、移動に伴う国内外の日本語学習の連携も必要とされる今日、学習者一人ひとりの異なる状況に応じた学びを支える枠組みとして、CEFR、JF日本語教育スタンダード、日本語教育の参照枠といったキーワードに注目が集まっています。

このオンライン講座では、『まるごと』(三修社発行)に具現化されている上位概念と具体的な教室活動の結びつきを紐解きながら、現場に携わる者として理解しておきたい「日本語教育の新しい枠組み」についても触れていきます。

課題遂行を重視した教授法とそのメソッドの裏側にある本質(=マインドセット)など、 教師の役割についても幅広く取り上げる全6回。JF日本語教育スタンダードを具現化したコースブック、『まるごと日本のことばと文化』を開発した著者陣による貴重なオンライン講座です。

 

主催:三修社 協力:凡人社

日時: ※時間はすべて日本時間です。

【前期】

第1回:7月23日(土)13:30-16:00(オープン13:10)

    日本語運用力を育成する授業の流れ(来嶋洋美先生)

第2回:8月6日(土)13:30-16:00(オープン13:10)

   日本語運用力の育成につながる文法のとらえ方と指導法(八田直美先生)

第3回:8月27日(土)13:30-16:00(オープン13:10)

    日本の生活文化から異文化理解能力の育成へ(二瓶知子先生)

【後期】※時間帯は決定次第(8月中旬を予定)お知らせします。

第4回:10月8日(土)課題遂行型の読解指導(仮)

第5回:10月29日(土)新しい学習評価:パフォーマンス評価とルーブリック(仮)

第6回:11月19日(土)日本語教育の新しい枠組みとコースブック『まるごと』(仮)

 

講師: 来嶋洋美先生(国際交流基金専任講師)、八田直美先生(専修大学国際コミュニケーション学部特任教授)、二瓶知子先生(国際交流基金専任講師)

定員: 各回120名(先着順、定員になり次第締め切ります)

対象 :主に日本語教師、日本語教育に関心のある方など

形式: オンライン(Zoom Meetingを使用)

参加費:【前期】第1回~第3回5,000円(税込)※要予約

     【後期】第4回~第6回5,000円(税込)※要予約

※各回完結型ですので,単発でのご参加も可能です。その場合の参加費は 2,000 円(税込)となります。

※お支払いはクレジット決済(VISAかMASTER)のみとなります。

※お支払い確定後,キャンセルの場合も参加費の返金ができません。

詳細・申込方法:凡人社 

▼『TRY! 文法から伸ばす日本語』の特長を活かす授業 中級前半『TRY! N3』の特長と模擬授業

ABKで作った『TRY!』(アスク出版)シリーズの特長を活かす授業を、共著者の1人として、具体的な授業のデモンストレーションとあわせて紹介します。対面授業、オンライン授業に関係なく活かしていただける内容です。(特に前半は、以前の『TRY!』の回と重なる内容になります。ご了承ください)

情報交流会では、いくつかのテーマのグループを作りますので、関心のあるグループに移動しながら情報交流をしてください。自由参加です。

 

主催:ABK学館日本語学校

日時:7月9日(土) 9:30~11:30(情報交流会:~12:30 自由参加)

講師:亀山 稔史 (ABK学館日本語学校)

形式:ZOOM

参加費:2,000円  お申込みとお支払いの締切り 7月1日(金)17時(日本時間)

(これまでの『TRY!』の回に参加した方は、特に前半の内容が重なります。もう一度ご参加なさる場合は、参加費は1,000円になります)

詳細・申込方法:https://forms.gle/YFLhVt7qP35RQubZ6

▼『TRY! 文法から伸ばす日本語』の特長を活かす授業 上級『TRY! N1』の特長と模擬授業

ABKで作った『TRY!』(アスク出版)シリーズの特長を活かす授業を、共著者の1人として、具体的な授業のデモンストレーションとあわせて紹介します。対面授業、オンライン授業に関係なく活かしていただける内容です。(特に前半は、以前の『TRY!』の回と重なる内容になります。ご了承ください)

情報交流会では、いくつかのテーマのグループを作りますので、関心のあるグループに移動しながら情報交流をしてください。自由参加です。

 

主催:ABK学館日本語学校

日時:7月16日(土)9:30~11:30(情報交流会:~12:30 自由参加)

講師:亀山 稔史 (ABK学館日本語学校)

形式:ZOOM

参加費:2,000円 お申込みとお支払いの締切り:7月8日(金)17時(日本時間)

(これまでの『TRY!』の回に参加した方は、特に前半の内容が重なります。もう一度ご参加なさる場合は、参加費は1,000円になります)

詳細・申込方法:https://forms.gle/o8LSowp1EZUKUmSj9 

▼多文化共生セミナー 「なぜ基本法が必要なのか」

21世紀の日本にとって、日本人と外国人が共に生きる多文化共生社会の形成は喫緊の課題です。長野県では、この一年間に、県議会や安曇野市と松本市の市議会で多文化共生基本法の制定を求める意見書が可決されました。なぜ基本法が必要なのか、長野から全国に発信します。

 

主催:NPO法人中信多文化共生ネットワーク(CTN)、明治大学 山脇啓造研究室

日時:7月25日(月)17:00~19:00

形式:オンライン(ZOOM)

参加費:無料

詳細・申込方法:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe6clcNVwFvAQtiuIvGMEOL7LFzxw1_hu88eoiFqPf8JR6I8w/viewform

▼ポストコロナ時代を生きる日本語教師シリーズ:第1回セミナー
これからの日本語教師に求められること―ポストコロナ時代に必要なスキルと専門性―

日本語教育推進法の施行、日本語教師の国家資格化の動きなど、日本語教師を取り巻く環境は現在大きく変化しており、日本語教師の社会的役割はますます重要になってきています。「ポストコロナ時代を生きる日本語教師シリーズ」では、そのような変化の激しい日本語教育の世界を広い視野で見つめ直し、これからの日本語教師に必要な情報、必要なスキル・資質・能力を伸ばすためのヒントをご提供します。日本語教師のネットワークを広げるための場としてもご活用ください。

第1回セミナーでは、これからの日本語教育人材に必要な資質・能力をまとめた「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)改定版」の策定や、政府が進めようとしている日本語教師の国家資格化の議論に日本語学校の立場から深く関わってきた講師に、ポストコロナ時代に求められる日本語教師像について熱く語っていただきます。これからの日本語教師を取り巻く多様で幅広い状況を踏まえ、オンライン指導のスキル、情報リテラシーに関する知識なども含め、日本語教師に必要なスキルや専門性を身に付け、変化の激しいこれからの時代を生き抜いていきましょう。
 
主催:I.C.NAGOYA

日時:7月30日(土)11:00~12:30

講師:加藤早苗先生(インターカルト日本語学校 学校長)

形式:オンライン

参加費: 無料

詳細・申込方法:

https://icn.gr.jp/global-program/seminar20220730/