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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

2024年3月 日本語教師のためのセミナー情報

少しずつ暖かい日も増えてきたこのごろですね。2024年3月のセミナー情報をお届けします。3月にはアルク、スリーエーネットワーク、凡人社の3社が協力してお届けする日本語ボランティア向けセミナーを予定しています。『できる日本語』のスタートアップ講座も行います。その他、さまざまなセミナーをご紹介していますので、ご確認いただければと思います!

▼地域で活動する日本語ボランティアのための交流研修会 in 新宿

研修会1「聞いて慣れよう日本語の敬語」坂本惠、高木美嘉、徳間晴美

研修会2「わかれば、もっと使える、もっとできる! JLPT 対策でコミュニケーション力を伸ばそう」辻和子(ヒューマンアカデミー日本語学校校長)

研修会3「漢字学習を楽しく効果的に支援するために―『どんどんつながる漢字練習帳 初級』『中級』を使って―」鈴木英子((公財)宮城県国際化協会 地域日本語教育コーディネーター)

日時:2024年3月9日(土)13:30 ~ 17:25(13:00 受付開始)締切2月29日

主催:公益財団法人新宿未来創造財団

協力:アルク、スリーエーネットワーク、凡人社

会場:新宿コズミックセンター5F 大会議室(169-0072 東京都新宿区大久保 3-1-2)

定員:120 名(先着順。定員になり次第締め切ります) 

参加費:無料

詳細・申込方法:https://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=193442 

 

▼地域日本語どっとねっと・トークサロン 学習者が来なくなった日本語教室、どう立て直す?-共生のまちづくりをめざす活動を通して見えてきたこと-

「学習者が定着しない」「学習者が減ってきた」という声が、全国の日本語教室からあがっています。この状況に対し、教室を日本語学習から交流の場へと転換することは解決策となるでしょうか。北海道江別市の日本語教室は、学習者が減った日本語教室に代わる試みとして、交流の内容を問い直し、住民同士が共生のまちづくりを話し合う「多文化えんげきワークショップ」を開催しています。今回は、平田未季さんにその取り組みについてお話をうかがいます。

 

日時:2024 年 3 月 1 日(金)19 時 30 分~20 時 30 分

主催:地域日本語どっとねっと

話題提供:平田未季 進行:深江新太郎

形式:オンライン(ZOOM)

参加費:無料

詳細・申込方法:https://chiikinihongo.net/index.php/2023/12/22/event-19/ 

▼凡人社オンライン日本語サロン研修会『できる日本語』スタートアップ講座~新しい考え方の教科書に、チャレンジしませんか~

「日本語教育の参照枠」が公開されて以来、『できる日本語』への関心が高まり、いろいろなご相談が寄せられています。そこで『できる日本語』を使いたいと思っていらっしゃる方々に向けて、「スタ-トアップ講座」を開くこととしました。

当日は、コンセプトや特徴などの説明、実際の使用法などについてご説明し、また、ユーザーに向けたさまざまな資料の提供、情報発信についてもお伝えします。皆さま、この機会に、お仲間と一緒に新しい一歩を踏み出してみませんか。もちろん現在使っていらっしゃる方々のご参加も歓迎です。ただ、「これから使いたい方」を中心にお話ししますので、基本的なことが中心となることをご承知おきください。 

※4月~8月に札幌・東京・名古屋・大阪・福岡で、すでにご採用いただいている皆さま向けの「ブラッシュアップ講座」を対面で開催予定です。

 

日時:2024 年 3 月 16 日(土)10:00~12:00(オープン 9:40)※日本時間

主催:アルク・凡人社

講師:嶋田和子先生(『できる日本語』監修)ほか『できる日本語』著者の先生方

形式:ZOOM

参加費:無料※要予約,前日(3/15)17 時までに招待 URL を送ります。

詳細・申込方法:https://www.bonjinsha.com/wp/event 

▼第2回JOPT(日本語会話能力試験)セミナー

JOPTは、日本語教育関係者や、その分野に関係している方なら誰でも行える会話能力テストです。4つの領域(アカデミック、ビジネス、コミュニティ、介護)からなり、それぞれ15分程度の時間でイラストを使った課題を与え、発話データを収集します。本セミナーでは、JOPTをより良く活用していただきたく、実演とともにテストの行い方、評価の仕方などについてお話しします。されには、実践例も皆さんと共有したいと考えています。

 

日時:2024年3月23日(土)13時30分~16時30分

主催:会話試験JOPT運用チーム

場所:名古屋外国語大学名駅キャンパス ノリタケの森イオンモール6階 ME11教室

定員:50名

参加費:無料

詳細・申込方法:https://acrasweb.jp/?p=1909 

▼公益社団法人日本語教育学会 宮地裕基金人材育成研修講座「地域の外国人就労者に対するやさしい日本語を用いた学習支援のための研修会」

 国内の労働力人口の減少や特定技能制度の導入により、外国人就労者は今後ますます増加が見込まれています。しかし、外国人就労者を対象とした日本語学習支援は十分とは言えない状況です。この問題を解決するには、日本語教育実践者や支援者の協力が欠かせません。本研修会では、「やさしい日本語」を切り口に、「地域、行政、外国人就労者」「特定技能、外食業の教材開発」「介護の教材開発」の3つの視点によるチェーン・レクチャーとワークショップを行います。「やさしい日本語」のワークショップでは、「やさしい日本語」に関する知識を深め、実践力を高めます。

 

日時:2024年3月2日(土)12:30~16:30

主催:飯嶋美知子・金庭香理

会場:北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟 4階 W410教室

講師:第1部(講演) 五十嵐啓子(HISAE日本語学校校長、(一社)北海道多文化共生NET代表理事)、飯嶋美知子(北海道情報大学准教授)

第2部(講演+ワークショップ) 川村よし子(チュウ太プロジェクト代表)

参加費:1000円 申し込み締切2024年2月24日(土)

詳細・申込方法:https://www.nkg.or.jp/event/event/20231225_2558287.html 

▼考える漢字の会@Zoom2024 ー漢字を楽しく深く学ぶためにー

漢字を楽しく、そして深く学ぶためにはどうすればよいでしょう。膨大な漢字・語彙を自分のものにしていくためには、どう漢字と向き合えば効果的なのでしょうか。「考える漢字の会」は、漢字・語彙学習について考えるための場です。よろしければあなたも一緒に考えてみませんか。

 

・第一部 自ら考える学びを体験する『考える漢字・語彙 超級編』の概要説明

・第二部 小テストについて考える 実践報告1:藤田佐和子(金沢大学)テストを動機付けとする自律学習 ―『考える漢字・語彙 超級編』【覚えましょう】を用いてー 実践践報告2:山下京子、坂井裕恵(進和外語アカデミー)「毎日の小テストFB」進和外語アカデミー上級Ⅲ

日時:2024年3月9日(土)9:00~12:00  *途中参加、途中退室は自由です。第一部と第二部の間に休憩がございます。

主催:考える漢字の会

形式:ZOOM

参加費:無料(テキストも不要です)申込み締切日 2024年2月29日

詳細・申込方法:https://www.cocopb.com/kangaerukanjinokai/kaoeru-han-zino-hui_ibento.html 

 

▼『TRY! 文法から伸ばす日本語』の特長を活かす授業 N1~N3レベルの特長と模擬授業 N3第1章「初めての富士登山」を例に

『TRY!』(アスク出版)シリーズの、特にN1~N3レベルの特長を活かす授業を、共著者の1人として、具体的な授業のデモンストレーションとあわせて紹介します。対面授業、オンライン授業に関係なく活かしていただける内容です。(特に前半は、以前の『TRY!』の回と重なる内容になります。ご了承ください)

 

日時:2024年3月16日(土) 9:30~11:30(情報交流会:~12:30 自由参加)

主催:ABK学館日本語学校

講師:亀山 稔史(ABK学館日本語学校)

形式:ZOOM

参加費:2,000円

お申込みとお支払いの締切り:3月8日(金)17時(日本時間)

詳細・申込方法:https://www.abk.ac.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A/ 

▼凡人社オンライン日本語サロン研修会 漢字授業の事前準備とテキストの使い方,ときどき模擬授業~『日本語学習者のための漢字634』を中心に~

漢字学習は、既習文法の確認や身近な例とリンクさせることで効率的、かつ学習効果や学習者の満足度もアップします。今回のセミナーでは、スパイラル学習のしやすい『日本語学習者のための漢字634』(北海道大学出版会発行)を元に進めていきますが、どのテキストを使っても授業の基本は同じです。
手元にテキストがあるかのように画面に表示しながら模擬授業形式で進めていきますので、それを見ながら何をどのように教えたら効果的か、必要な準備は何かについて考えていきましょう。
 

日時:2024年3月30日(土)10:00~11:30(オープン9:40)※日本時間

主催:凡人社

講師:二村 年哉 先生、阿部 仁美 先生(『日本語学習者のための漢字634』著者)

形式:ZOOM

参加費:無料 ※要予約、前日(3/29)17時までに招待URLを送ります。

詳細・申込方法:https://www.bonjinsha.com/wp/event 

▼令和6年度 日本語教員試験&日本語教育能力検定試験 対策講座

令和6年度の日本語教員試験、または日本語教育能力検定試験を受験する人向けの連続講座です。

今年初めて行われる日本語教員試験の対策は、昨年12月に行われた試行試験の傾向を踏まえた内容になります。また、日本語教育能力検定試験は過去5年分の過去問を踏まえた内容になります。いずれの試験も出題範囲は、文化庁の設定した「必須の50項目」であることから、この「必須の50項目」の中で、特に出題頻度の高い重要分野を中心に解説と問題演習を徹底的に行い、どちらの試験にも合格するのに十分な力を養成します。

短時間でポイントを押さえた講義と問題演習の組み合わせで進めますので、特に忙しくて勉強時間が十分に取れない、効率的に試験対策を進めたいという方に最適です。1回2時間の授業全10回で重要項目を押さえます

 

主催:株式会社エンガワ

講師:新城宏治(株式会社エンガワ代表取締役)

形式:オンライン(ZOOM)開催

参加費:25,000円

※2024年3月末まで申し込まれた方には、早割20,000円が適用されます。

 

日程と主な内容(時間はいずれも10:00~12:00です)

第1回:2024年4月27日(土):区分5「日本語の構造

第2回:5月4日(土):区分5「言語の構造

第3回:5月18日(土):区分4「言語教育法」

第4回:5月25日(土):区分4「異文化間教育」

第5回:6月1日(土):区分3「言語と心理」

第6回:6月8日(土):区分2「言語と社会」

第7回:6月15日(土):区分1「社会・文化・地域」

第8回:6月22日(土):聴解試験対策

第9回:6月29日(土):聴解試験対策

第10回:7月6日(土):記述式問題対策(日本語教育能力検定試験受験者向け)

詳細・申込方法:https://2404270706kentei.peatix.com