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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

2022年2月 日本語教師のためのイベント情報

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2月は魅力的なイベントが目白押しです。オミクロン株の不安もありますが、こんな時だからこそ学びを重ね、来るべき時に備えて一歩一歩着実に前に進んでいきましょう。1月末から2月および2月以降に予定されている日本語教育関連のイベントをご案内します。

凡人社オンライン日本語サロン講座(全4回) 日本語教師の成長スイッチ ―当たり前を問い直そう!―

この2年で、それまで当たり前だったことが大きく変わりました。変化に対応することは、ときに苦しいことでもありますが、逆に今がまさに「教師として成長スイッチを押すことができるチャンス」ではないでしょうか。今回の連続企画を通して、私たちと一緒に「当たり前」を問い直し、さらなる成長への第一歩を踏み出しましょう。

 

主催:凡人社

日時と内容:

第1回:2022年1月29日(土)14:00~17:00(オープン13:40)

    日本語教育の「当たり前」を共有し、その妥当性を考えよう

第2回:2022年2月18日(金)19:00~21:00(オープン18:45)

    教室活動の「当たり前」を考えよう

第3回:2022年3月4日(金)19:00~21:00(オープン18:45)

    教師の役割の「当たり前」を考えよう

第4回:2022年3月19日(土)14:00~17:00(オープン13:40)

    評価の「当たり前」を考えて、さらなる成長につなげよう

※オンラインベースですが、第4回は博多より配信予定です。対面参加も可能ですのでお申し込みの際、対面希望とご記入もしくはチェックをお願いします。対面参加ご希望の参加者の方には詳細をお送りします。

定員:各回200名(先着順、定員になり次第締め切ります。)

講師:石澤徹(東京外国語大学)、伊東克洋(東京外国語大学)、金子史朗(友ランゲージグループ校)、松尾慎(東京女子大学)、横溝紳一郎(西南学院大学)

形式:ZOOMオンライン・対面参加可

参加費:第1回 無料/第2回~第4回 3,000円(税込)※要予約

※お支払いはクレジット決済(VISAかMASTER)のみとなります。

※お支払い確定後、キャンセルの場合も参加費の返金ができません。

※第2回~第4回はセットでのお申し込みとなります。1回のみの参加でも3,000円となります。

詳細・申込方法:凡人社

ABK日本語教育勉強会 実践共有 どんな漢字語を? どんな練習で? 初中級学習者を対象としたオリジナル漢字語彙教材作成の試み

新しい語彙が、何十個の単位で次々と提出される……学習者も努力し、教師も工夫し、それでも語彙が覚えられない……「うんうん」と頷いている方も少なくないのではないでしょうか。この回は、拓殖大学の星野先生をお迎えし、初中級の学生のための教材制作の実践例を共有していただき、それを通じて語彙教育に関して学びたいと思います。

 

内容

1.初中級学習者に見られる漢字語彙学習の難しさとは?

2.重要な漢字語とは?語彙選定に関する一案

3.教材(練習問題)作成試みの紹介

4.今後の課題~教材を使用した学習者の声をもとに~

漢字語彙力を強化したいと望みながらもうまくいかずに苦心している学習者に対して、どんな漢字語をどうやって練習すればよいのでしょうか。今回は、特に「初中級」というレベルに注目し、重要語彙の選定方法と、学習者がそれらのどこに注目して覚えればよいか意識化を促す練習教材作成の一例(漢字語の読み、コロケーション、助詞など)をご紹介したいと思います。

主催:ABK学館日本語学校

日時:2022年2月5日(土)9:30~11:30(情報交流会:~12:30 自由参加)

申込・入金締切:1月28日(金)17時

講師:星野智子(拓殖大学)

形式:ZOOMオンライン

参加費:2,000円

詳細・申込方法:ABK学館日本語学校

ABK日本語教育勉強会 初級再履修者に効果的な学習法 『TRY! N4』『TRY! N5』を活用して

初級のコースをもう一度。「2度目をやってよかった」「今度はわかった」「できるようになった」。そんな望ましい再履修もあります。「でも」という声が聞こえてきそうです。『TRY!』シリーズ監修・著者の町田先生と共に、学習者にとって楽しく有意義な復習について、考えましょう。

 

主催:ABK学館日本語学校

日時:2022年2月12日(土)9:30~11:30(情報交流会:~12:30 自由参加)

申込・入金締切:2月4日(金)17時

講師:町田恵子(元アジア学生文化協会日本語コース 副校長・教務主任)

形式:ZOOMオンライン

参加費:2,000円

詳細・申込方法:ABK学館日本語学校

ABK日本語教育勉強会 日本語教育 基礎の確認(第7回)「は」と「が」の整理具体的な教え方の例

『みんなの日本語』、『大地』などの初級教科書で学ぶ「は」と「が」についての知識を整理し、実際の教え方の具体的な例を共有します。経験の浅い先生方、日本語教育を勉強中の方のための回です。「経験は一定程度以上あるけれど」という方は、基礎的な内容であることをご理解の上、ご参加ください。

 

主催:ABK学館日本語学校

日時:2022年2月19日(土)9:30~11:30(情報交流会:~12:30 自由参加)

申込・入金締切:2月11日(金)17時

講師:亀山稔史(ABK学館日本語学校)

形式:ZOOMオンライン

参加費:2,000円

詳細・申込方法:ABK学館日本語学校

凡人社オンライン日本語サロン講座 生教材を使った初級への日本語教育試案

日本語学習者からのニーズが高く、中級以上で取り入れられることの増えた生教材。積極的に導入する学校が増える一方で、初級の授業では書き下ろし教材をメインで使用することがほとんどなのではないでしょうか。本イベントでは、ほぼコントロールなしの会話音声をメイン教材として設定した場合に、どのように初級文型を教えられるか、また、場面に合わせた4技能の教授法について、ワークショップ形式で皆さんと考えてみたいと思います。

 

主催:大阪大学出版会・凡人社

日時:2022年2月19日(土)10:00~12:00(オープン9:40)

定員:50名(先着順,定員になり次第締め切ります)

講師:堤良一(岡山大学)、長谷川哲子(関西学院大学)、榎原実香(東京工業大学)

形式:ZOOMオンライン

参加費:2,000円(税込) ※要予約,前日(2/18)までに招待URLを送ります。

詳細・申込方法:凡人社

凡人社オンライン日本語サロン研修会 初中級学習者が雑談に参加するリスニング力を育むために~『リアルな会話で学ぶにほんご初中級リスニングAlive』を使って~

なかなか収束しないコロナ禍で、何気ない日常の雑談の大切さを改めて感じる毎日です。

その雑談=おしゃべりに、早い段階からどんどん慣れてもらうための教材『リアルな会話で学ぶにほんご初中級リスニングAlive』を開発いたしました。その特徴と、授業での使い方のポイントをご説明します。生きた、自然な会話を聞いて、楽しみながら当事者として会話に参加する練習を行う『にほんごAlive』を使って、どのように授業を進め、聞く力とコミュニケーション力を磨いていってもらうか、一緒に考えてみましょう。

 

主催:ジャパンタイムズ出版・凡人社

日時:2022年2月19日(土)16:00~17:30(オープン15:40)

定員:250名(先着順,定員になり次第締め切ります)

講師:鎌田修(南山大学特任研究員(元教授)/日本語プロフィシェンシー研究学会会長)、山森理恵(横浜国立大学および東海大学非常勤講師)、金庭久美子(立教大学日本語教育センター特任准教授)、奥野由紀子(東京都立大学教授)

形式:ZOOMオンライン

参加費:無料 ※要予約,前日(2/18)17時までに招待URLを送ります。

詳細・申込方法:凡人社

介護の日本語教師養成コース(教室通学)

介護業務に従事しとしてようとする外国人に、誰が「介護の日本語」を教えるのか、「介護」の何を教えるのか、どうやって教えるのか、その答えのひとつが「介護の日本語」教師養成コースです。日本語教師の専門性を身につけたい方に、このコースをオススメします。

 

主催:資格の大原 日本語教師養成講座

日時:2022年2月6日(日)、2月13日(日)、2月20日(日)、2月27日(日)、3月6日(日)、3月13日(日)、3月20日(日) 9:50~13:00、13:50~17:00 ※2/6は13:50~17:00のみ

定員:20名(先着順)

会場:学校法人大原学園 東京水道橋校

講師:三橋麻子(大原学園非常勤講師)、丸山真貴子(大原学園非常勤講師)

形式:通学

参加費:86,500円

参加要件:日本語教師の資格を有する方
入学金:大原グループの講座(通学・通信)に初めてお申し込みの方は、受講料の他に入学金6,000円(税込)が必要です。

詳細・申込方法:資格の大原 日本語教師養成講座