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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

2022年1-2月 日本語教師のためのイベント情報

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もうすぐ新しい年、2022年がやってきます。皆さんは2022年をどんな年にしたいですか? コロナをはじめまだまだ不安が残ることもありますが、こんな時だからこそ着実に一歩一歩着実に前に進んでいきましょう。1月~2月に予定されている日本語教育関連のイベントをご案内します。オンラインではない会場参加型のイベントも、少しずつ増えてきました。

ABK日本語教育勉強会 日本語教師のための UDフォント指南! 実践的ヒント 相手に伝わる資料作成術

このセミナーでは、教育現場でも注目されているUDフォントの基礎知識と、日本語教育の現場で役立つUDデジタル教科書体の魅力を学びます。後半には、事前配付されるUDフォント無償クーポンを利用して、実際にUDフォントを活用しながら相手に伝わる資料作りを体験します。ぜひ、ご参加ください!

【モリサワからのメッセージ】

特典:UDフォント 55 書体が使用可能な「MORISAWA BIZ+」 1ヶ月無償クーポン をプレゼント!

希望者には、セミナー前日までにクーポンをお送りさせていただきます。

 

内容紹介

1.UDフォントとは

2.日本語教育に役立つUDデジタル教科書体 

3.UDフォントを活用した、伝わる資料作成術(ワークショップ)

 

主催:ABK学館日本語学校

日時:2022年1月15日(土)9:30~11:30(情報交流会:~12:30 自由参加)

申込・入金締切:1月7日(金)17時

講師:株式会社モリサワ 高田裕美(UDデジタル教科書体の開発者) 、野村陽香(UDフォントの普及促進活動を担当)

形式:ZOOMオンライン

参加費:1,000円

詳細・申込方法:ABK学館日本語学校

第13回 全養協日本語教師採用合同説明会

第13回目をむかえます「全養協日本語教師採用合同説明会」を2022年1月21日(金)に東京・池袋で開催いたします。金曜日のお仕事帰り、学校帰りにお立ち寄りください。会場は池袋駅東口から徒歩7分!

 

主催:一般社団法人全国日本語教師養成協議会

日時:2022年1月21日(金)16:00~20:00

※開催時間中、何時にお越しいただいても構いません。例年、18時以降は比較的スムーズにご入場いただけます。

会場:としま区民センター8階 多目的ホール(東京都豊島区東池袋1-20-10) 

アクセス:JR他各線「池袋駅」東口 徒歩7分

参加対象者:日本語教師養成講座修了・修了見込みの方、大学/大学院で日本語教育に関わる専攻の修了・修了見込みの方、日本語教育能力検定に合格なさった方、現役日本語教師、日本語教師経験者など

参加費:無料

出展機関:2021年12月下旬頃、全養協ホームページで公開予定

日本語教育なんでも相談ブース:日本語教育・日本語教師に関するご相談・ご質問にお答えします。これから日本語教育について知りたいという方も、ぜひいらしてください。

詳細・事前参加申込方法:一般社団法人全国日本語教師養成協議会

※当日参加も受付予定ですが、感染症対策のため状況に応じて入場制限をおこなう場合がございます。その場合、事前申込の方を優先してご案内いたします。ご了承くださいませ。

凡人社オンライン日本語サロン研修会【空気が読める日本語~非言語の重要性に着目した日本語教育の挑戦~『キャラクターと学ぶ リアル日本語会話』を使って~】

新刊『キャラクターと学ぶ リアル日本語会話』(アルク)の著者による説明会を開催します。

私たちの日常生活では、いま何時?と問われて、すみません!と謝ったり、ばか!と言われて喜んだりと、言葉だけで考えると不可解なやりとりが少なくありません。

しかし、実際はこんな何気ないやりとりの積み重ねで、私たちの人間関係はつくられていきます。

ことばの外にメッセージを込めるのは日本の専売特許ではありませんが、日本は高コンテキスト文化社会の最右翼とも言えるほど、この傾向が強い特徴を持ちます。

ですから、言葉だけを教えていては、人づきあいがうまくいかない可能性もあります。

そこで私たちは、コミュニケーションの非言語部分に注目し、交流分析という心理学理論を応用した教科書を開発しました。

シェアハウスの5人の外国人と日本人オーナー夫妻の日々を通して、小さな誤解や小競り合いを共に経験しながら、日本語の非言語のキモをつかんでもらえるさまざまな工夫を詰め込みました。 本セミナーでは,本書の目指すところ、特徴、使い方、簡単な交流分析の基本的な考え方や学生の反応、効果などをお伝えいたします。

 

主催:アルク・凡人社

日時:2022年1月22日(土)10:00~12:00 (オープン 9:40)

定員:250名(先着順、定員になり次第締め切ります)

講師:山本弘子(カイ日本語スクール校長)、松尾恵美(カイ日本語スクール講師)

形式:ZOOMオンライン

参加費:無料 ※要予約、前日(1月21日)17時までに招待URL送ります。

詳細・申込方法:凡人社

ABK日本語教育勉強会 著者が お知恵拝借 「にほんごを まなぶ えほん」シリーズをどう活かせるか

子どもの日本語支援に、あるいは、初級の日本語学習に、あるいは……2021年12月刊行の「にほんごを まなぶ えほん」シリーズの著者であるスーザンももこさんと、この本をどう活かせるのかをみんなで考える回です。

 

 【スーザンももこさんからのメッセージ】

「にほんごを まなぶ えほん」シリーズ(岩崎書店より、2021年12月末に第5巻まで刊行)について、第1巻から第5巻までの全体のご紹介をしながら、制作の上で気を付けたことなどもお話しさせていただきます。またその中の一部に焦点をあて、見ていただけたらと思っています。 

日本語を母語としない子どもが、イラストが入ることで、少しでも楽しく分かりやすく、記憶に残るといいなと思います。もちろん初級学習者さんにも使っていただけたら嬉しいです。

まだ発売されたばかりですので、皆さんだったらどう使うか、などのアイディアをお聞きしたいです。

 

主催:ABK学館日本語学校

日時:2022年1月22日(土)9:30~11:30(情報交流会:~12:30 自由参加)

申込・入金締切:1月14日(金)17時

講師:スーザンももこ(「にほんごを まなぶ えほん」シリーズ 著者)

形式:ZOOMオンライン

参加費:無料ただし、各自でどこかに1,000円の寄付をお願いします) 

詳細・申込方法:ABK学館日本語学校

ABK日本語教育勉強会 教師が話す日本語 「やさしい日本語」からヒントを見つけよう

「授業の中で、教師がどのように話したら、学習者にうまく伝わるのか。」試行錯誤をしている先生方が多いのではないでしょうか。「やさしい日本語」を知り、その中からみんなでヒントを見つける回です。

内容:

・教室で教師が話す日本語についての振り返り

・「やさしい日本語」を知ろう

・グループで、学習者に伝わる話し方のヒントを出し合い、共有しよう

 

主催:ABK学館日本語学校

日時:2022年1月29日(土)9:30~11:30(情報交流会:~12:30 自由参加)

申込・入金締切:1月21日(金)17時

講師:亀山稔史(ABK学館日本語学校)

形式:ZOOMオンライン

参加費:2,000円

詳細・申込方法:ABK学館日本語学校

凡人社オンライン日本語サロン研修会【『技能実習生と日本語教育』を巡って】

日本語教育界は現在大きく動いています。

政府は「移民政策は取らない」と言うものの、今や留学生よりも多くの技能実習生が来日して働いています。

「失踪・自殺・事件」などよくないイメージで目立っている技能実習生ですが、受け入れ社会の私たちは、彼らにどのように向き合っていくべきなのでしょうか。

特にベトナム人技能実習生の事例を取り上げながら、『技能実習生と日本語教育』(大阪大学出版会)の出版以降の状況も踏まえ、言葉の問題を多面的に考えたいと思います。

 

主催:大阪大学出版会・凡人社

日時:2022年2月20日(土)16:00~18:00 (オープン 15:40)

定員:250名(先着順、定員になり次第締め切ります)

講師:真嶋潤子先生(大阪大学名誉教授、招へい研究員/ケルン大学(ドイツ)客員研究員)、道上史絵先生(津山工業高等専門学校 特命助教)

形式:ZOOMオンライン

参加費:無料 ※要予約、前々日(2月18日)17時までに招待URL送ります。

詳細・申込方法:凡人社

第19回全養協公開講座 ポストコロナにおける国際教育・国際教育交流・そして日本語教育~コロナ禍での経験から広がる今後の可能性

 

2020年初頭から世界に広がった新型コロナウィルス感染症は、人々の価値観や行動様式までも変化させていますが、国際教育、国際教育交流にも多大な影響を与えています。人やモノの移動の制限と共に、留学生の入国も極端に制限され、オンライン教育が一気に普及することとなりました。

ポストコロナにおける国際教育・国際教育交流はどのように展開するのでしょうか。

苦難を伴う様々な経験は、日本語教育現場にどのような新たな学びをもたらすのでしょうか。会場参加者とも意見交換を通して掘り下げ、今後の日本語教育の在り方を考え、日本語教育と日本語教師養成の裾野を広げる場を設けたいと考えております。

 

主催:一般社団法人全国日本語教師養成協議会

日時:2022年2月5日(土)13:30~16:30(13:00開場)

申込締切:1月31日(月)

会場:IKE・Biz としま産業振興プラザ 6階多目的ホール(東京都豊島区西池袋2-37-4) 

交通アクセス:池袋駅西口より徒歩約10分、南口より約7分

定員:120名(先着順、事前申込制)

 

プログラム:

第1部 講演:「日本語教育の参照枠は日本語教育の現場をどう変えるのか?」 増田麻美子(文化庁国語課日本語教育調査官)

第2部 講演:「ポストコロナにおける国際教育・国際教育交流」 太田 浩(一橋大学全学共通教育センター教授)

第3部 大いに語ろう!「コロナ禍での経験から広がる新たな学びの可能性」増田麻美子、太田 浩、伊東祐郎(国際教養大学グローバル・コミュニケーション実践研究科 日本語教育実践領域代表・東京外国語大学名誉教授・一般社団法人全国日本語教師養成協議会会長)

 

参加費:2,000円

詳細・申込方法:一般社団法人全国日本語教師養成協議会